月別: 2018年4月

モテすぎると結婚できなくなる

モテない人でも相手を見つけられる場所が結婚相談所だと私は考えていますが、逆に、モテすぎることがマイナスに働く人もいます。

それは、「モテすぎて相手を決められない」というパターンに陥ってしまう人です。20代から30代前半の容姿端麗な女性は、とにかくモテます。本当に多くの男性からお見合いを申し込まれます。あまりに多いので、ほとんどはお見合いを申し込まれた段階でお断りすることになります。

32歳の客室乗務員Fさんは、その職歴と美貌から、相談所に入会したときから月に100件近いお見合いを申し込まれていました。お相手は、有名企業に勤めている方など本当に申し分のない方ばかり。有名大学の教授や、資産数十億の資産家、年収が億単位の起業家から申し込まれることもありました。

なのに、いつも何かしらの不満を抱えていました。「なんか、ちょっと違うんです」と浮かない顔ばかり。

「ちょっと年齢が上すぎて……」

「いくら大企業に勤めているといっても、一生保証されているわけじゃないし」

などと何かしらの不満があるようでした。結局、そうやってお断りを続けていくうちに、お見合いを申し込まれる数が激減していきました。私の目から見ると幸運をつかむ寸前のように見える場合でも、実際にお見合いをしてみると、「やっぱりちょっと……」と決めきれない方が少なくないのです。

モテる人は、大勢の人と出会えるぶん、比べる対象が多くなりすぎて選びにくくなってしまうことがあります。たくさんの出会いがあったとしても、そこからベストの人を選び出せるかどうかは、別問題です。モテることは結構ですが、くれぐれも選り好みしすぎないように、というのが私からの注意点でしょうか。

また、出会いを求めている方たちを長く見続けていると、気づくことがあります。

自分の年齢を、どのように受け止めているかで結果が大きく変わっていくのです。それは特に40代男性に顕著な傾向で、「まだ45歳なんだ」と思っている人はモテます。でも、「もう45歳になっちゃった」と思っている人はモテません。

前者の男性は、「まだ45歳だから20代の女性でもいけるでしょ」と自分の年齢を肯定的に捉え、かつ女性との関係に対して前向きです。こういう人は、いつしかパートナーを見つけていきます。

「今までは若い子がいいと思っていたけれど、30代の落ち着いた女性のほうが話していても楽しいね」

と柔軟に自分の考えを改めながら、満足のいくお相手と巡り合っていきます。

しかし、「もう45歳だから20代の女性となんてつき合えっこないよね」と自分の年齢を否定的に捉えている人は、若い女性はおろか、同世代の異性ともつき合えません。

そして、行き着く先は、「もう45歳だから、こんな相手しかいないのか……。まあ、これくらいが自分には合うのかもしれないな」とあまり納得のいかないまま交際を進めてしまうということもありえます。

シングルファザーと結婚したい女性も同じようなことがいえます。「私は求めている人を選んでいる立場ではない」と思ってしまうからかもしれません。

仕事や友人づき合いにおいては、出しゃばらず、場の空気を壊さずといった気遣いが、人間関係を円滑に進めていくためにも大切です。でも、こと恋愛においては、控えめすぎるのはNGです。押しが強すぎるのもよくありませんが、通常の人間関係よりも一歩二歩踏み込んだほうがいいのは確かです。

だから、「もう45歳だから」と思わず、「まだ45歳」と思って出会いを探してみてください。